そこが海ではないとして

This is the meaning of my life.

甘くなる

 

自分に対する発見がここ数年無いことに気付いた。

 

自分がどんなことが出来て、どんなことが出来ないかということも大体分かっていて、交友関係もほぼ固まっていて、やることといえばほぼ手癖、ルーティン。

新しいチャレンジを全くしていない上、環境変化もなく、自分が何も変わっていないので、誰かからの評価も決まりきった文句、定型句でしかない。

もちろん、いまの自分の周りにいる人たちの素晴らしさは言うまでもなく、満足に近い生活をずっと送って来ているのだけれど、満足しすぎていて、新しいことを始める気が全くない。

 

ここ数年はずっと楽しい毎日だったし、そこから離れがたい気持ちは物凄くあるのだけれど、こんなにも自分の型みたいなものが決まってきてしまうと、変化には弱くなり、成長もしないまま、ずっと過ごしてしまいそうだ。

今年の春に環境を変えられなかったことは自分の甘えによるもので、本当に「今の環境」が好きすぎたからだと思う。

今の環境では自分の評価もずっと変わらないままだ。何も出来ないままだ。24時間配信というイベントが終わったあと、出来上がったもの自体への評価が全く無かったことが辛かった。配信前から用意されていたムービーを見て相当に虚しくなった。僕に対する評や言葉は既に用意され使い尽くされていて、何も目新しいものがなかった。それこそが自分で作った安寧の地であるから非常に情けない。

 

全部、手癖で出来てしまう。そのクオリティは高くはならない。こんなもん、ばっかり。

 

そこから脱却するためには環境を変えなきゃいけない。何から変えていいのか分からないなーとも思うけれど。

とりあえず、やったことのないことをしたい。日々の生活を劇的に変えるものであれば何でもいい。一人暮らしでも、引越しでも、就職でも、小さなことでもいい。僕は僕をどうにか発見したい。