そこが海ではないとして

This is the meaning of my life.

2017-07-01から1ヶ月間の記事一覧

世界恐慌

世界恐慌が起きる夢を見た。 どうしようもないくらい世界恐慌はこわい。どうしてこわいのか。僕は世界恐慌を歴史の教科書で知ったのだが、教科書に書いてあった世界恐慌は、その悍ましい名称や当時の悲惨な写真、そして顛末とは裏腹に、歴史の教科書レベルの…

巻頭カラー

空を魚が泳いでいるみたいだった。光る魚? 直線距離にして180km。これを宇宙と捉えて交信を続けていた。ふたりで空を眺める。見たいもの、聞きたいものを知っていた。はぐらかすように。時が来るのを待つように。決して見失わないように。 国際宇宙ステーシ…

愛す

靴の先端が濡れている。 接触を封じられたら、ひたすらに言葉を空中に放るしかなく、その言葉がどこに落ちようと、誰を傷付けようと、僕は責任を持つこともしないのだった。幾多の街が滅びようと、僕の届けようのない思いが、現在のあなたに墜落することを祈…

無敵の代償

友人たちと海に行った。誰一人として海が似合わないような友人たち。短歌会で出会って、まだ数回しか会っていないのに、かけがえのない友人たち。 遅刻した一人が、スケートボードに乗ってレンタカー屋の前にやってきた。その姿が滑稽すぎて誰も遅刻を咎める…

君は綱を渡らない代わりに

もう無理に言葉を相手の方向に曲げなくても良くなったって思いませんか。 一度物語になり損なったとしても、ずっと書き続けることができることを知っている。終止符さえ打たなければ。もしかしたら花屋の前で待ち合わせなんかしなくてもいいのかもね。いつど…

愛してくれとは言わないが

蒸し暑くなると思い出すのは何、なんでしたか。当方、3年前の発端と2年前の失敗を挽回しようと必死。戻れないけど。もう1年近く頭おかしくなってるんだ、笑えよ。自分が執着していたものを見捨てることはできない。川谷絵音の率いるバンドが新譜を出したから…

過去に言葉は届かない

失ったということだけが明らかな月曜だ。 取り戻せない色々について、ここ1年はずっと考えていたような気がする。取り戻せなくなった原因はずっと自分にあって、悪人というラベルが貼られているまま生きている気分、いや気分というよりかは事実として僕は悪…

跳躍と跋扈

ハロー、4年前の僕は元気ですか。今の僕は、こんなはずじゃなかったって言うのすら違うような気がしています。まっすぐで真っ当でキラキラしてて、とてつもなく頑張ってた君はもういないこと、申し訳なく思います。 君はこの4年間でいろんなことを知ったり忘…