そこが海ではないとして

This is the meaning of my life.

2023/10/30

化粧水をキュレルに変えてから肌の調子が良くてうれしい。

10月は毎週のように本を買った。15冊くらいは買ったかもしれない。自分が本をたくさん買うときはストレスが溜まっているときであるが、ストレスが溜まっていることを知覚できていないときでもある。忙しいので買った本を読み切ることもできずにまたストレスが溜まっていく。悪い循環とも言えるが、本が積み重なっているだけのことである。

自分は何者にもなれなくてもいいと思えたのは、すでに何者かになりつつある妻の存在が大きい。妻にとっての何者かになれれば十分だと、10代から続いた自己顕示欲の行き場を求める日々は終わった。だからこそ、妻のために何も出来ていないと気付くと非常に虚しい気持ちになる。

ここ最近自分の生活を保つのに精一杯だったと気付いたのはつい先日のことで、妻のためにほとんど何も出来なかったことを気付かされた。洗濯をするとか、掃除をするとか、最低限の生活を維持するための営みは尊いが、やはり最低限であって、それ以上に何が出来るかということを考えて行為をするのが生活には必要なのだ。丁寧な暮らしと揶揄されることの多くは、最低限よりも少しだけ上回ろうとする切実な行為によってもたらされている。