ゲリラ・ウルトラソウル in the ブックオフ

俺は今、ブックオフにいる。 舞台はどこでもよかった。しかし、ブックオフが最適なのだ。あの空間と人々こそ、俺が求めているものだ。 先にブックオフがどういう場所か説明しなければならない。 ブックオフは、金の無い亡者達がびた一文も失いたくないながらも娯楽を得たいという醜き心を携えて向かい、顔に脂の浮いた同志…