そこが海ではないとして

This is the meaning of my life.

スイッチ

前の日記で泣きながら眠ると書いていたけれど眠っていなくて、あれからずっと神田伯山TVを見ていたら朝になった。襲名と真打御披露目で、ずっとおめでたいことしか映像にないからとても気持ちが晴れやかになってきた。明るいものはよい。ずっと松之丞さん(いまだにこう呼んでしまう)の傍にいる小痴楽さんや、グレーゾーンを聴いて感極まっている鯉八さん、いつもにこにこしている松鯉さん、張り切っているYoutube番頭たち、隠れて煙草を吸う遊雀師匠……あげるとキリがないくらいに愛おしい映像たち。素晴らしくてどんどん元気になってきた。ありがたい。そのまま朝になったけれど、眠ってしまっては生活リズムが崩れまくってしまうので、無理やり起きたまま講談を聞き漁る。今日は夜にちゃんと眠る。

 

自分の機嫌の取り方がわかっているので、わりと簡単に元気になることはできるのだけれど、反動も必ず来るので、いつどのタイミングで自分のスイッチを入れるか、どういう強度で入れるかはいつも悩む。外的要素もあるし。こういう悩みはきっと他の人には少ないのかもしれないなと思う。このスイッチのオンオフとは長いこと付き合ってきたけれど、こんな機能ない方が良かった。大事なテストの何日前にどう舵を切るかとか、逆にどの時期だったら切れててもいいかとか。で、ずーっとローに入れる、つまり浮き沈みのまったくない状態にすることもできなくはない。けど、毎日がぜんぜんおもしろくなくなってしまうという(そして結局生きててなにが楽しいんか?と思ってしまう)弊害があるので、ある程度の躁鬱とはお付き合いせねばと思っている。ここらへんのことはぜんぶ自分で編み出した対策がいくつかあるけど、医学的にぜんぶ間違っていそう。とりあえず別の病院も通ってみようかなと思いながら、弱ったときは必ず伯山TVを見る、を自分メモに加えた。