そこが海ではないとして

This is the meaning of my life.

深紫

 

盛岡と一ノ関の間の東北本線は外装も座席シートも紫色で、遠くに来たなという気分になるから良い。仙台市地下鉄南北線の優先席も紫色だけれど、こんなにディープパープルしている空間ではあるまい。

ここで僕は「紫色が深い」ことを「ディープパープル」と形容したが、当然ながらディープパープルにそんな用法はない。

ディープ・パープルは、イングランド出身のロック・バンド。 「レッド・ツェッペリン」「ブラック・サバス」と並び、1970年代の三大ハードロック・バンドの一つに数えられ、後世のロックミュージックにも多大な影響を与えた。

バンド名が「深紫」で本当に格好良いと思ったのだろうか。ただの色じゃないか。ギリギリ「黄色い猿」「青い心」みたいなバンド名は日本にも存在する。「色+名詞型」である。しかし、色単体でいいのかよ…みたいな文章を書こうと思ってたら日本に「GReeeeN」がいた。思いっきり色やん。

そういやレッドツェッペリン「レッド」ってREDじゃなくてLEDなんですね。こういう風に英語のスペルについて勘違いをしていることは多い。特にオチとかはありません。