そこが海ではないとして

This is the meaning of my life.

IF I AMという団体についての超個人的な話

こんな個人的かつ団体の中身に関わる深い話、あんま書かないほうがいいぞ。

 

きょうは所属団体のお話をします。

 

僕は「"キ"になるを"スキ"になる東北学生メディア IF I AM」という団体に所属しています(正式名称だよ!)

ifiam.hatenablog.com

入ったきっかけは「入学式でビラをもらったから」というシンプルなものです

もっと言うと、高校1年の3月に東日本大震災が発生して、そのとき仙台に住んでいたのですが、自分の生活に精いっぱいになってしまい、「被災地」(この呼び方はとてもきらいですが、伝わりやすいのでどうしても使ってしまいます)に何の力にもなれなかった、そのことがすごく心残りだったので、宮城県内の大学に残りたいと思い、せっかくならと猛勉強をしてギリギリ東北大学ってとこに潜り込みました。

そのため、大学に入ったら「震災復興に携わる活動がしたい」と思っていて、あと全く関係ないですけど自分の夢がラジオパーソナリティーだったことから、「メディアに関わる活動がしたい」と思っていました。

ボランティア団体やら、ラジオ作ってる団体やら、東北大学放送研究会やら(新歓の飲み会、たしかとらのあなでやったやつに行ってタダ酒飲んだのに入りませんでした、すみません)、いろいろ回ったのですが、素敵な小説を書いている方に手渡されたビラがすごく素敵だったので、ここに決めました

Amazon.co.jp: 根本聡一郎:作品一覧、著者略歴

 

当時は「復興を考えるソーシャル学生ネットワーク」として「毎週木曜日21時から1時間のUstream番組を配信する」団体だったIF I AMなのですが、ここでは丸4年、本当に楽しい思いばかりしています。ここで最高の親友に出会い、最高の先輩に出会い、最高の大人と出会い、最高の女性と出会って、最高の後輩に出会い、最高の挫折をして、まあとにかく最高な思い出しかここにはありません。このことはまた別の機会に書こうと思います。

 

今回書くのは去年から今までのお話です。

例の「どっとvote!!」のトラウマから、昨年の夏あたりに、IF I AMを離れました。というか、全てを投げ出して逃げ出してしまっちゃいました。行方不明になったというやつです。

hrz.hatenablog.com

でまあ、もう戻れないだろうな、もうIF I AMも僕を必要としていないよな、ってすごく思っていて。

これは自分の性質なんですけど、「自分ががんばろうとすると他の人のモチベーションが下がってしまう」ってことがよくあって、つまりリーダーシップが皆無、人望ゼロって感じでして、いつも孤立するので、「自分はいないほうがいいな」ってめちゃくちゃ思ってました。生配信の度に気落ちして、すごい落ち込んでしまっていて、それが毎週だったので正直疲れちゃってたとこありました。

 

状況が変わったのは、今年初めあたりのIF I AMが、方針転換のためのミーティングをし始めた時の頃。

簡単に言うと、IF I AMは今年4月から「毎週木曜の生配信」から「毎週土曜のYoutube動画公開」に活動内容を変更しよう、という話になりました。

僕はこの話し合いには参加してないので、特に何かを言う資格はないのですが、これを聞いたとき、マジかよって思いました。

「毎週1本、Youtubeに動画を出す」って超キツイんですよ。生配信はとりあえずその場に集まれば、ネタ無くてもとにかく話す、話す、話す!で1時間持つんですけど、Youtubeにあげるからにはまず動画素材を撮らなきゃいけない、そのために集まらなきゃいけない、撮ったらそれを編集しなきゃいけない、って色々とありまして。

もちろんそのくらいのことをやる、という気概があって、実際に本気でやるんならめちゃくちゃ良いと思うんです。そういう学生団体は楽しいし最高だ。

 

で、結果として。今日まで通常配信回が25回あった内、17は僕の編集です。しかも1回につき複数作ったものもあるので、4月から30本くらい作りました。

4月最初の、1本目から誰も動画を準備できてないことを知って驚いて、IF I AMに緊急復帰して突貫で作ったのが「東口がすごい」です。

「編集された動画でやっていく」という決定をしたのに、誰も作ってないから、IF I AMほんとに終わっちゃうんじゃないかって思いまして、自分にしかできないことがあるかもしれない、と思ったので戻ってきました。ほんとに怖かったんだよ、自分の大好きな場所がなくなるのが。離れてたのに依存してたのかもしれないな。

東口がすごい」は同学年の大好きな親友2人と電車に乗ってロケをして、めちゃくちゃ楽しかった。

youtu.be

今年新しくなった「仙台駅東口」に行きたい!のに、全然違う「東口」に着いてしまう、っていうシチュエーションコント動画です。

毎週土曜の20時を締め切りとして追われるようにこの半年くらい過ごしています。それも慣れてきたけれど、正直そろそろ他のことしたいなっていう気持ちというか、少しこの負担が減ればなあと思っているわけです。

だけどそうも言ってられなくて、毎週ちゃんと土曜は来て、しかもロケしてないから素材がない!みたいなことも何回かありました。なので、企画構成撮影出演編集全部僕、っていう、究極の自撮りコンテンツと化した回も幾度かあります。ほんとよくないんですけどね。

youtu.be

これが自撮りコンテンツ。iPhoneで撮ってます。まあこういうこともやる必要が出てくる。その週に動画が出せない=団体の終了を意味する気がして。IF I AMって2011年の4月からほぼ毎週ずっと続いてきて、278回もやっているわけなので。それは先輩方がずっとずっと続けてきたことだから、途切れさせたくない。

他にも「奥松島の今」「熊本滞在記」そして今日も更新した「サンクスにサンクスする」が自撮りコンテンツになります。がんばってます。

 

でも、なんでがんばってるんだろうな、ってたまに思うんです。

別に誰かに感謝されるわけではない、良い行いをしてるわけでもない、どうしても自撮りコンテンツとかしてると団体感は出なくてワンマンっぽくなる、毎週出さなきゃいけないから、「バズる」よりも「すぐ作れる」を優先してしまっているから、話題にもならないし動画の再生回数はあがらない、どんどんアイデアと時間を消耗していって、ひどく疲れてしまう。

楽しいんですよ。その前提は忘れちゃいけないし、好きだから続けているのだし、何も問題はないんですけど、やるからには良い物を作りたいから、動画を自撮りしてでも量産しなきゃいけない今の状況が本当に正しいのか不安になってしまいます。

そして、この「動画を作り続ける」という決定は、全く僕の関与しないところでなされている、ということもいろいろと影響しています。そこにいなかった僕が何かを言う資格はないと思うので、淡々と作るだけ、なんですけど、突然失踪してしまった自分が、IF I AMに対して罪滅ぼしをしているような感覚です。そろそろ許してくれないかな。

でまた、やっぱ俺がいないほうがいいよなーって思う時期、つまり去年とおんなじ状態になってます。ほんと学習しないんで嫌になりますよね。まあそろそろ引退していい学年なんで…

IF I AMが超好きなんでいろいろ悩みます。IF I AMで出会った人たちも超好きなんでまた悩みます。大学生活のすべてを捧げた場所なので、ほんと上手くいってほしいんですよ。もっと流行ってもっと人が入ってもっと楽しい場所になってほしい。だからこそ、どうしたらいいのか考えてるんですけど、考える暇もなく次の土曜は来て、僕は動画を作って出して、MTGが半年しかない珍しい団体なんで他のメンバーとも何か月くらい会ってなかったりしますし、そういう構造になってるのも生配信じゃなくなったからであってまあ要するにそういうことなんですけど、それを這ってでも止められる立場になかった今年頭の失踪してた自分をぶん殴りたいですし、

 

うるせえ!ってはなしですよね、もういいです。

 

今日作った動画です。楽しいので見てください。

youtu.be

 

書きたいこともっとポジティブなことだったのに文字にすると超愚痴っぽくて困る!!!!!!!!!!

俺もっとすごい面白くなって面白くて楽しいもの作る!!!!!!!!!!!!!!!!!!